研究生(留学生)の受入れについて

日本人の場合

必ず事前に電子メール等で相談すること

  1. 研究テーマは、次の3分野に関連するものとする。なお、その判断は久米が行う。
    1. 初学者の知識の構造化・再構造化に関する研究
    2. 土着の知識・信念体系のデータベース化に関する研究
    3. 前項1,2に基づくテキスト・教材の開発研究(教授対象、教授内容によっては断ることもある)
  2. 相談に際して必要な書類
    • 履歴書(写真貼付のこと)
    • 大学の成績証明書
    • 大学の卒業/修了証明書(見込証明書でも可)
    • 研究計画書
    • 研究成果報告書(卒論、修論)
  3. 相談の締切
    • 4月から受入の場合:当該年の1月20日頃
    • 10月から受入の場合:当該年の7月20日頃

留学生の場合

  1. 必ず事前に電子メール等で相談すること。
  2. 研究テーマは、次の3分野に関連するものとする。なお、その判断は久米が行う。
    1. 教育工学的手法に基づくテキスト・教材の開発研究(教授対象、教授内容によっては断ることもある)
    2. 土着の知識・信念体系のデータベース化に関する研究
    3. 初学者の知識の再構造化に関する研究
  3. 教育システム専攻で定めた審査に合格すること。

受け入れの条件

  1. 外国の大学を卒業していること。
    (ただし中韓に関しては、母国で入学し、日本に転学して卒業していても可)
  2. 祖国からの仕送り(最低5万円程度)が毎月見込めること。
  3. 研究テーマは、次の3分野に関連するものとする。なお、その判断は久米が行う。
    1. 教育工学的手法に基づくテキスト・教材の開発研究(教授対象、教授内容によっては断ることもある)
    2. 初学者の知識の構造化、再構造化に関する研究
    3. 土着の知識・信念体系のデータベース化に関する研究
  4. 日本語検定3級を来日までに取得すること。
    (日本語能力試験N1は必須条件である)

必要書類

  1. 修士課程受験の場合
    1. 履歴書(写真貼付のこと)
    2. 大学の成績証明書
    3. 大学の卒業証明書(見込証明書でも可)
    4. 大学の教員の推薦書
    5. 研究計画書
    6. 研究成果報告書(卒論を含む)
    7. 中国からの留学生は、大学入試統一試験のスコアを証明するもの
    8. 日本語能力試験N1の証明書
    9. もしあれば日本語検定3級の証明書
  2. 博士後期課程受験の場合
    1. 履歴書(写真貼付のこと)
    2. 大学の成績証明書
    3. 大学の修了証明書(見込証明書でも可)
    4. 研究計画書
    5. 研究成果報告書(修論とその後の研究)
    6. 日本語能力試験N1の証明書
    7. もしあれば日本語検定3級の証明書

これらを、JPGまたはPDFファイルとして電子メールに添付し、送信すること。
なお、送付締切は、以下の通りとする。

  • 4月から受入の場合:前年の11月20日まで
  • 10月から受入の場合:当該年の5月20日まで

試験

日本語、研究分野に関する筆記試験(日本国外にいる場合には、電子メールによる郵送方式)を実施する。必要に応じて、筆記試験実施前に、オンライン学習を実施する。筆記試験実施後、面接試験(日本国外にいる場合には、電子会議システムを利用する)を行う。なお、詳しくは、別途、電子メールでのやり取りで指示する。
試験の時期は、以下の通りとする。

  • 4月から受入の場合:前年の11月30日頃
  • 10月から受入の場合:当該年の5月30日頃

受け入れの内諾

送付された必要書類と試験(筆記・面接)の結果を総合的に判断し、受け入れの可否を決定、電子メールで通知する。
なお、受け入れは、専攻会議、学府教授会の議を経て決定する。前項の内諾が得られても、これらの会議で否決される場合もあることに留意すること。
特に、中国からの留学生の場合には、内諾後、九州大学北京事務所に連絡し、指示を受けること。


研究生の指導計画

以下、指導に際しては、久米の計画と指示に必ず従うこと。計画の策定に際しては、研究テーマを考慮し、本人との話し合いを経て提案する。

  1. 来日後半年間
    日本語、教育工学の基礎、論文の書き方を総合的に学習するため、「推奨論文」を読み、概要をまとめレポートするものとする。
    なお、「推奨論文」については、次のURLを参照すること。
    https://shaga.edu.kyushu-u.ac.jp/Eis_Eit/gakusei/researchguidance/collected-papers/
  2. 来日半年後からの半年間
    久米の指導のもと、研究生論文の作成を行う。研究テーマは、主に、前項1で読んだ論文の発展的追試研究とする。
  3. 前項1ならびに前項2の期間には、指定した授業を必ず受講すること。主として、「教育学入門」、「教授ストラテジー論」、「人間開発論」とするが、科目の開講状況によっては追加・変更されることがある。
  4. 研究生の学習レベルによっては、それぞれにこれよりも長い期間が充てられることがあるので留意されたい。